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My Favorites Reggae Records「JAMAICA SKA#1」


Reload / Don Drummond (All Stars)
Producer / Coxsone Dodd
 Don Drummond が1962年にレコーディングした、初期の名曲。当時コクソンは、幾つものレーベルを持っていて、その中の All Starsレーベルからリリースされています。これから色々なレーベルが出てきますのでお楽しみに!!
 この曲は何か分からないけど打楽器(ピアノ?)がとても気持ちよく日曜日にスプリフを吹かしながら聞くのに最高です。彼の曲と言うのは、何か景色が浮かんでくる様なとてもスケールの大きな物をいつも感じます。1962年というのはジャマイカ独立の年でこれを期に沢山のアーティストがイギリスへと渡るなどしてジャマイカの音楽もこれから大きく変わっていくので、この後の曲の変わっていく感じも楽しんでもらいたいです。

Easy Snapping / Theophilius Beckford (Worldisc)
Producer / Coxson Dodd
 ジャマイカンミュージックの歴史に残る大名曲!!ジャマイカでは、この曲が最初「スカレコード」とされています。
 以前 RJR(FM局)でも、最初のスカのタイトル、アーチスト、バンドは?というクイズに沢山のリスナーが電話で答えていて、みんなバンドまで答えているのには驚きました!!
 ミュージシャンは、BluseBlasters ( Cluett Johnson/bass, Rico Rodrigues/trombone, Roland Alphonso/sax ,Ernest Ranglin/guiter, Aubrey Adams/piano,organ、この曲はTheo 本人がピアノを弾いてると思います)などでジャマイカのオールディーズダンスでは、必ずプレイされていますしラジオでもよく耳にします。しかし Theo Beckford は、今年(2001)残念ながら亡くなりました。R.I.P.

Come Down / Lord Tanamo (SEP)
Producer / Sonia Pottinger
 Big Bad Ska!! Tanamo の代表曲と言うよりスカ・ファンデーションとも言える。まさにスカは ダンスミュージックで、この当時もサウンド・システムは、今と同じかそれ以上に(今より当時の方が、娯楽が少ない分?)盛り上がっていた様です。
 今でも、しょっちゅうヴィンテージ・ナイトやステージ・ショウもやっているくらいです。(それにジャマイカの人々は、音楽が本当に好きで、いつでも音楽をリスペクトしていて、とてもいいなと感じます)
 レコードを探していると当時のサウンドのセレクターとも話したりしますが、もう結構年もいってるのに、自分と同じテンションで会話できるとこなど本当にカッコイイと思います。

Prince Is In The Back / Lee Perry (N D)
Producer / Cocsone Dodd
 Lee Perry のスカは、聞く人によって好みが別れる様ですが、この人、魅力に溢れたいいシンガーだと思います。なんといっても、これだけ音楽で遊べる人はいませんよね。
 この曲も話の例えや内容(まだ書きませんが)がとても好きで、よく聞いては、うんうん、と思ったりしています。この ND というレーベルも初期のコクソン(Studio One)のもので、彼の奥さんのNorma Doddから取っているということです。(ジャマイカの人は母親を大事にします。見習わなくては!!)LeePerry はハノーバーという田舎から体一つでサクセスした人でレゲエにとっても最需要人物に入るのでは、とも思いますがリリースされているレコードの量も凄くマニア泣かせでもあります。

One Cup Of Coffee / Bob Marley (Beverly's)
Producer / Leslie Kong
 これは、今迄5年位このようなことをやってきた中で最大にコーフンして体が震えたレコードです!!Bob Marley の1662年の最も初期のもので、当時17才のボブのウェラーズ以前のデビュー曲「Judge Not」「Do You Still Love Me」がレコーディングされ、その数日後に「Terror」と共にレコーディングされたといわれています。
 
当時ヒットすることはなくこの後ウェラーズの活動に絞りコクソンの元で「Simmer Down 」のヒットが生まれます。この曲の彼の声はまだ若くて、先生である Joe Higgs の元で学んでいた時期なので、その様なことを思わせる真直ぐに伸びるようです。一生の宝物です。

Destiny / The Wailers (Coxsone)
Producer / Coxsone Dodd
 今回は、ミニ Bob Marley & The Wailers特集として年代にそってどの様に変わっていくのか、聞いてみてもらおうと考え中です。
 ウェラーズは1963年にコクソン・レーベルからデビューしますが、この時のメンバーは、Bob,Peter.BunnyそしてJunior Braithwaiteと女性コーラスのBeverleyCherry6人組でした。
 しかし!!すぐにJunior Braithwaiteが渡米しチェリ−も抜けてしまいます。この曲は中期(ボブ、ピーター、バニー、ビバリーの頃、'64)ウェラーズの物です。バックは Soul Brothers がサポートしています。少し前にBuju Bantonがカバーした大名曲です。ただルーディー・ブームの当時は、あまり売れなかった様ですが「SimmerDownMrTalkative」などのヒットでルーディーのヒーローとしてブイブイいわせていた(?)みたいです。そしてビバリーも抜けてボブ、ピーター、バニー、がウェラーズとして活動することになります。