Dream
Land / The Wailers (Upsetter) Producer / Lee Perry
この曲もBunny Wailerがメインの彼の代表曲です。ピュアで美しく、そして彼の Rasta
な部分もしっかり感じ取れる、永遠の名曲です。
ここからReggaeへと変わって行きWailersはLee
Perryの元からリリースするようになり、その時バックを勤めたUpsettersのメンバーのバレット兄弟(Drum&Bass)はその後もWailersのサウンドをサポートし続けます。
そしてあのWailers Soundが作られるのです。以前に比べると、この時代の物もほとんど
CD などで聴けるようになってきていてうれしいですね。
Guava
Jelly / Bob Marley & The Weilers (Tuff Gong) Producer / The Wailers
これはUpsetterレ−ベルとほぼ同時期のWailers
自身のレ−ベルTuff Gongの物です。レーベルデザインは変わりますが、今でもRita
Marleyが守っています。
曲はタイトルの通り、とろける様なラブソングで' '68年にWail'N'Soul'Mからリリースされた物です。Guava
Jellyとはジャマイカではポピュラ−な物で、イチゴジャムの グァバ版です。ジャマイカに来たらハードブレッドというパンに塗って食べてみて下さい。(グァバ・ジュースもうまい!!)
Hold
On Sunshine On Me / The Wailers (Tuff Gong) Producer / The Wailers
この曲は今回の目玉です!!これもWailersの作品で、イギリスのBulletレーベルからリリースされている様ですが、とても珍しい曲です。
しかもアップテンポでドラムがものすごくかっこいい!!Bob Marleyも最高に気合いが入っていて、この時代のWailersのトップに近いのではと思えるくらいの素晴らしい作品です。こんなにかっこいいのに何故
CD などに入らないのか不思議だけど、この頃は結構スタンパーとかきちんと保存してなかったんでしょうね。
Ticket
For An Eroplane / The Wailers (Blank) Producer / The Wailers
これは、かなり最近見つけた曲ですがTuff Gong音源の非常に珍しい(おそらくリリースされていないのでは)Peter
Toshがメインで、コーラスにはWailersとRita
Marleyも参加しているのですが、このコーラスワークが実に素晴らしい完成度の高さです。
この曲のアップテンポでファンキーなリズムにPeter Toshも前のボブに負けない位のテンションです。Peterメインの曲が、意外に少ないことに気が付きます。そして正にRockersなWailers
Soundです。
No
More Slavery / Glen Brown (Dwyer) Producer / Glen Brown
これこそKiller Roots Inst!! 痺れるくらいかっこいい。印象的なピアノのイントロから突っ走るようにメロディカが入ってきて、もうその瞬間に殺されます。 Glen Brownもダンス・ホール世代には馴染みがないかもしれませんが、彼がプロデュースした「Wicked
Can't Run Away 」は知っていると思います。そして70年代前半、このGlen
Brownは多くの名曲を残します。イギリスのBlood & Fireからアルバムが発売されていますが、その他は、なかなか手に入れにくいというのが残念です。