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WEEKLY REGGAE#1

20/DEC/'04 「HAPPY!! クリスマス・スペシャル」

Title CHRISTMAS FEELING
Artist(s) THE MAYTALS 
Label 
R & B(UK)

 クリスマス特別です!! '63年のコクソン製作。当時「ヒット・アフター・ヒット」で飛ぶ鳥を落とす勢いだったメイタルズの可愛いクリスマス・スカ!!
 メイタルズはToots Hibbertを中心に '61年デビュー。スカ創成期からジャマイカ音楽の歴史の中で、常に第一線で活躍する世界的グループですが、個人的にはやっぱりスタジオ・ワンの頃が一番好みです。
 昨年ジャマイカのラジオで共演したのですが、フレンドリーで気さくな人柄(昔は恐かったと思う)に親近感も湧き(ミーハーながら)さらにファンになりました。

25/DEC/'04 「HAPPY!! クリスマス・スペシャルPart2」

Title JUST IN TIME
Artist(s) THE SOUL HARMONISERS
Label 
TABERNACLE

 写真はセカンド・プレスですがオリジナル盤のクレジットはBob Marley & The Spiritual Sisters名義でリリースされていて、このTABERNACLEレーベルはCoxsone Doddのゴスペル用のレーベルです。
 「クリスマスはしんみりゴスペルを聴こう!!」という訳でBob Marleyの珍しいゴスペル・ソングです。バックはThe SoulettesRita MarleyMarlene Giffordがコーラス、Jackie Mittooがピアノで参加しています。
 後にラスタとなり多くのスピリチュアル・ソングを唄っているのは御存知だと思いますが、ラスタ以前にこのような録音をしていたことはマニア以外には知られていないのではないでしょうか。

01/JAN/'05 「HAPPY NEW YEAR!!」

Title GREETINGS FROM BEVERLEY'S
Artist FRANC COSMO
Label BEVERLEY'S
 2005年の1曲目は、自分が新年の1曲目に必ずプレイするニュー・イヤー・ソングを!!
 この曲は「みんなに新年のお祝をビバリーズから!!」という内容のハッピーなスカ・チューンです。この曲を聴いていると40数年前のキングストンから時間を超えて一緒に新年を祝っているような気分にさせてくれます。
 唄っているFranc Cosmoは詳しい経歴はわかりませんがスカ創成期に活躍したシンガーで、このBeverley'sレーベルをはじめ何枚かのシングルがリリースされています。

09/JAN/'05 「年の始めに」

Title REMEMBER WHERE YOU'RE FROM
Artist B0BWALS
Label BEVERLEY'S
 Bobwals(Bob Wals?)なるシンガーの説教スカ「Remember Where Come From」を。
 確信はありませんが、恐らくこの曲は当時の「爆走番長」プリンス・バスターに向けて唄われていると思うのですが、批判などでは無く大きな意味で「若者よ、うかれて初心を忘れちゃいけないよ」といったマジメな内容です。
 年頭という事で、一度初心に返ってみるのも良いのでは?と思いこの曲を紹介しました。リズムもブルース調で腰にグッとくるクールでかっこいい曲です

15/JAN/'05 「YOUNG WINSG CAN FLY!!」

Title YOUNG WINGS CAN FLY
Artist JOHNNY & THE ATTRACTIONS
Label HIGH NOTE (DISCO45)
 第2日曜日が成人の日だという事もあり、夢と希望に溢れる若者へJohnny & The Attractions「Young Wings Can Fly」なんか良いじゃないでしょうか?これは70年代に12インチ用にリミックスされた物だとおもいますが、オリジナルはロックステディで1967年にゲイ・フィートから出ています(昨年再発されました)。タイトルからして美しいですが内容も素晴らしいです。この12インチは後半がダブ処理になっていてゆっくり聴くのにとても気にいっている1枚です

31/JAN/'05 「デニス・ブラウン誕生日」

Title DENNIS BROWN
Artist TO THE FOUNDATION
Label GUSSIE & PUPPY (DISCO45)
 2月1日は「クラウン・プリンス・オブ・レゲエ」デニス・ブラウンの誕生日です。
デニスは1957年キングストン生まれ。12才でコクソン・ドッドスタジオ・ワンからデビュー(ココで紹介しています)し、その後(恐らくレゲエアーティストとしては1番)ヒット曲を生みます。今回はその中でも、どの世代のレゲエ・ファンからも支持されつづけている「TO THE FOUNDATION」です。
 これは70年代に「FUNNY FEELING」のBサイドに収められているオリジナル・バージョンで極太ベース・ラインが気に入っています。

06/FEB/'05 「ボブ・マーリー誕生日」

Title HOLD ON TO THIS FEELING
Artist BOB MARLEY & RITA MARLEY
Label TUFF GONG
 先日のデニス・ブラウンに続き、2月6日は「レゲエ・キング」ボブ・マーリー
の誕生日です。ボブは1945年セント・アン生まれ。60周年となる今年はエチオピアでのイベントがメインの為キングストンは少し寂しいですが、毎年ボブ・マーリー・ミュージアムで行われる生誕イベントに2年前ゲスト・セレクターとして参加し、大好きなボブを生誕イベントで「思い入れいっぱい」にプレイし最高の時間を過ごす事ができました。幸せです!!
 今回の曲はボブの愛称であるタフ・ゴングがレーベルに*初めて使われたと思われる曲でボブとリタの素晴らしいデュエット曲です。

*一般的な資料では「RUN FOR COVER」だといわれています。ココで紹介
それ以外にもMY FAVORITES!!で多数紹介しています。

05/AUG/'05 「HAPPY BIRTHDAY JAMAICA!!」

Title INDEPENDENT JAMAICA
Artist LORD CREATOR
Label CREATIVE CALYPSO
 8月6日ジャマイカの独立記念日です。
1962年8月6日ジャマイカは長い植民地支配からの独立を果たします。
今回紹介する「インディペンデント・ジャマイカ」は当時ジャマイカで大ヒットした曲でジャマイカン・ミュージックを語る上でも外す事の出来ない名曲です。
 この曲を唄っているのはトリニダッド出身のロード・クリエーターなのですが、彼はジャマイカに来たばかりでジャマイカの歴史などには詳しく無かったらしく、面白い製作秘話があります。詳しくはMusic & Jamaica vol.56を御覧ください!!
 ジャマイカ独立についてはMusic & Jamaica vol.17で詳しく書いていますので是非読んでみて下さい!!

10/OCT/'05 「ENTER THE LORD CREATOR!!」

Title EVENING NEWS
Artist LORD CREATOR
Label COOK
 更新が遅れてしまい申し訳ありません。前回に続きロード・クリエイターの代表曲で彼自身の記念すべき初ヒット曲です!!この「EVENING NEWS」は彼がジャマイカに来る以前の1959年、故郷トリニダッドでヒットした曲で、ジャマイカに来てからもプリンス・バスター、スタジオ・ワンでリメイクしているのでレゲエ・ファンにもおなじみの曲です。このCOOKレーベルはカリプソの重要レーベルで沢山の名曲もありジャマイカ音楽ファンにも是非チェックしてもらいたいレーベルです。「EVENING NEWS」もオリジナルはカリプソで、ビックバンドのオーケストラでキャバレーっぽいムーディーな雰囲気でジャマイカのヴィンテージ・セレクターの基本と言える一枚です。

Weekly Reggae vol.11 祝!! CD発売

Title COME TO ME
Artist CLUDELL & PATSY
Label GAY FEET
 永らく更新していませんでしたが、やっとインターネット環境も整いサイトも移して新規一転頑張りますのでよろしくお願いします。
以前からROSK A SHACKAでソニア・ポッティンジャーの「GAY FEET」と「HIGH NOTE」の音源をリリースすると聞いて居たので、「やっと出るか」と言った感じですが、第1弾がパッツィーというのは嬉しいですね。今回紹介する「COME TO ME」はスカでもロックステディでもなくバラード調の曲ですが、かなり引き込まれる素晴らしい曲です。自分でもTUNICOレーベルのAVALONS「I LOVE YOU」なんかと一緒にプレイするのが、最高に気に行っています。

Weekly Reggae vol.12 祝!! 来日

Title PRETTY COTTAGE
Artist STRANGER & GLADDY
Label STRANGER SOUL COLE
 いよいよ来日です。ストレンジャー・コールとグラディといえば映画「RUFF'N'TUFF」で「JUST LIKE A RIVER」をアカペラで唄う非常に美しいシーンが印象的で、歌もけっして上手くはありませんが、独特の味と艶やかさをもったシンガーではないでしょうか。自分はストレンジャー・コールのロックステディを聴くと「大人のロックステディだな」つくづくと思います。
「何年たっても聴き続けられる」そんなアーティストですね。この曲はアーリー・レゲエ期の自身のレーベルの物ですが、彼等の切ない泣きの歌声が素晴らしいバックの演奏と噛み合っていて何回聴いても鳥肌が立ちます。




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