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vol.53 Bob
Marleyとナショナル・ヒーロー 12/12 '04
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Bob
Marley for National Hero? 先日のJamaica Starによると、来年生誕60周年を迎える「Reggae King」Bob Marleyをナショナル・ヒーローにしようという動きが再び高まっているようです。 ボブ側は「今回はナショナル・ヒーローに加わるというだけで無く、ボブの誕生日である2月6日を祝日にして国を挙げて祝おうじゃないか」と政府に働きかけているようです(ジャマイカには10月にナショナル・ヒーローズの日があるのに)。 これまでも「ボブをナショナル・ヒーローに!!」との声は強く国民からの圧倒的支持を受けているのですが。ボブのマリファナと女性問題が決定を妨げていました。はたして今回はどうなるのか? ではジャマイカのナショナル・ヒーローって誰なのか?簡単に紹介します。 |
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Marcus Garvey(マーカス・ガーヴィー) |
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Paul Bogle(ポール・ボーグル) バプテスト教会の熱血執事、農民(1825-1865) 下のジョージ・ウィリアム・ゴードンと共に、奴隷解放後も貧しく苦しい生活をしいられる黒人達の先頭に立ち、黒人の地位向上の為に運動を展開。そして1865年10月にジャマイカのセント・トーマス教区モラント・ベイ裁判所での抗議行進が支配者側と衝突「モラント・ベイの反乱」に発展。多数の犠牲者を出し首謀者として捕われ処刑される。しかしこの事件を機に農地改革が行われ、今もジャマイカ国民にとても人気の高いナショナル・ヒーロー。*10セント・コインに使われています。 |
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George William Gordon(ジョージ・W・ゴードン) 混血の地主、議会メンバー(1818-1865) 上のポール・ボーグルとは盟友関係にあったようです。黒人奴隷の母親をもつゴードンは弱者の見方として農民側に立ち、議会でも支配者側を痛烈に批判して来た。しかし「モラント・ベイの反乱」への関与を理由に不等に捕らえられ(本人は関与を否定したにもかかわらず)処刑される。ジャマイカでは国会議事堂のことをこの人の名前から「ゴードン・ハウス」と呼ばれています。正義の人、ジャマイカ版リンカーン。*10ドル・コインに使われています。 |
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Samuel Sharpe(サミュエル・シャープ) バプテスト教会牧師(生年月日不明) 牧師で黒人奴隷のリーダーとして奴隷解放運動を展開。1831年「セント・ジェームスの反乱」を起こす。翌年の1832年に捕らえられ処刑されるが、彼が処刑の直前に語ったといわれる「奴隷としての生活よりも絞首台の上での死を選ぶ」は特に有名。そして「セント・ジェームスの反乱」は直接ジャマイカの奴隷解放に繋がる。*50ドル紙幣に使われています。 |
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Nanny of the Maroons(マルーン族のナニー) マルーン族のリーダー(生年月日不明) マルーン族のリーダーAccompongとCudjoeの姉妹、マルーン族は奴隷生活を放棄し山岳地帯に逃亡し政府軍とゲリラ戦を行い勝利し、そこにコミュニティをつくり共同生活する人達。現在もポートランドに存在しています。しかしマルーン族も奴隷制度後期にはイギリス軍と手を結び警備部隊として支配者側に立ち、同じ黒人奴隷を捕える側に立つなどのネガティブな過去もあります。*500ドル紙幣に使われています。 |
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Alexander Bustamante(アレキサンダー・バスタマンテ) 政治家、ジャマイカ労働党設立者(1884-1977) 労働者をまとめイギリスの植民地支配に対する抗議運動の先頭に立ち政治活動を始める。1938年には労働者達にストライキを呼び掛け実行、その責任を問われ投獄される。1943年に「Jamaica Labours Party(ジャマイカ労働党)」を設立し、1944年〜1954年にジャマイカ初代の首相となる。その後1963年にジャマイカが独立を果たした時の首相でもある。*1ドル・コインに使われています。 |
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Norman Manley(ノーマン・マンリー) |
関連ページ:Reggae & Jamaica vol.17「ジャマイカ独立まで」 |