金曜日もダンスがあったので夕方から田舎に行く事になっていたんですが、昼間に馴染みのレコードマンからスカのレコードをゲットしたとの電話、寝ていたし来週でイイかなと思ったんですが、レコードマンはどうしても今日にしてくれというので仕方が無く用意をして出かける事に、
　しかし、この様な行きたく無い時こそお宝があったりする物で長い事探していた（Music & Jamaica#16"Supecial & Sound System"参照) ジャマイカ初（１９５８年）のスペシャル＝ダブ・プレートのOwen Gray "On The Beach"(Coxsone Blank) を発見！！

　その瞬間、いままでの眠さやダルさは一瞬にして消え去り、喜びと興奮に変わりました。イギリス盤が多かったのが残念でしたが、それ以外にも数枚のスカをゲットできてホクホクです（UK盤はイマイチ魅力に欠けるんです、逆にUK盤の方が好きな人も多いのですが）LPも良いのがあったのですが今回はそっちまで買えないので断念して急いで家に帰りました（早く家で聴きたかった！！）。
　やはり１年以上も探し求めていた曲だけに何十回も聴いちゃいました、サイコー！！めでたく Mix Tape の１曲目 Don Drummond と入れ替え決定です（この曲こそ１曲目にふさわしい）
　
　日も暮れて、すっかり頭の中がオールディーズで一杯になっている所に迎えが来てダンスに出発です。
とりあえず頭の中をダンスホールに切り替える為にカーステレオのヴォリュームを上げて気持ちを高めて行きます。金曜日はレッドヒルズを上がってさらに奥に入っていった所でのダンスだったんですが、音が悪くてせっかく上がったモチベーションも一気に落ちてしまいました、しかも途中に客同士のケンカで何度も曲を止めなければいけなかったりとドタバタでした。
　
　投げやりな気持ちを押さえられず気分の良いダンスでは有りませんでしたが、何とか気持ちを切り替えて、アーリー歌もの〜ダンスホールクラッシック〜懐かしめのジョグリン〜最近の歌もの、と繋いで行って交代しました、その後サウンドのセレクターが最新ジョグリンとヒップホップで盛り上げます、そして３：３０頃にファンデーションのリクエストに答えて再び登場して短かめに繋いで行って終了です。
　いろいろ有りましたがサウンドマンや身内の若者達はフレンドリーで、そこの部分では良いコミュニケーションは取れたので救われた感じです。

　前回４日連続と書きましたが土曜日は勘違いだったので１日ほとんど外出もせずにゆっくりして日曜に備えました、実は日曜日はずっとやりたっかったオールディーズダンスなので楽しみです。
　
　そして日曜日、自分にはジャマイカンビンテージの師匠と呼んでる人がいるんですが、今日はその人を含めて５人のビンテージセレクターが集まり、それぞれのコレクションをプレイするのですがセレクターとほとんどの客は年齢的に父親や母親に近い人達ばかりで木曜と金曜とは雰囲気も全然違い新鮮です、セレクターのコレクションを見ているだけでも珍しい曲や探してる曲ばかりでスゴイの一言です。
　
　ジャマイカでのビンテージセレクターはジャズ、ブルースからラテンまでジャマイカ以外の音楽もプレイされるのですが、そのへん自分はまだまだ修行中なのでセレクターが選んだ曲をミックスしながら曲とアーティストを覚えて行きます、そしていよいよゲットしたばかりの"On The Beach"からスカをプレイしました。お客もそれぞれの楽しみ方をしていてとても良い感じでした。珍しい曲もたくさん聴けたしのんびり楽しみました。

一応こんな感じで、ちょっと先週は頑張りすぎで疲れたので、今週はゆっくりします。