前回の後半部分から続くのですが、その後のルームメイトとの会話に
※ルームメイト=D、自分=B
D「ガーネット・シルクはボブ・マーレーのポジションにつくはずだったのに…。いま、そのポジションに誰もイナイヨナ」
B「うーん。そうだね、ルシアーノが行くかなと思ったけどね」
D「いや、ルシアーノは違うよ、ガーネットは死ぬのが早すぎたよ」
B「本当に早すぎたよなー、あとボブとガーネットの間にジェイコブ・ミラーが入ると思わない?」
D「そうだなー!!」
簡単に説明するとこんな内容があったんです、
このようなアーティストのポジション(順位付けという意味では無く)というのは個人で違うと思いますが、自分の場合は、
(1) ある意味、別格
ボブ・マーレー〜ジェイコブ・ミラー〜ガーネット・シルク
(2) 伝説
ジャッキー・オペル〜スリム・スミス〜ヒュー・マンデル〜テナー・ソウ
(3) KILLER
ドン・ドラモンド〜オーガスタス・パブロ
(4) DJ
U-ROY〜スーパー・キャット〜シャバ・ランクス、ニンジャ・マン〜ブジュ・バントン〜ビーニー・マン、バウンティ・キラー
このような感じになります、自分の中での存在感が大きいアーティストというのは、まだまだ沢山いるのですが、(4)DJ
のシャバ、ニンジャ以降はセレクターを始めていたので、1つの時代の核になった
DJ という感じですね。
マイナーな所ではリリックとステージの面白さで プロフェッサー・ナッツ、ジェネラル・トゥリー〜パパ・サン〜ジェネラル・ディグリーなんてどうですか?
あと、もうひとつアーティストの話になった時に、
「○○(ア−ティスト名)って性格あんまり良く無いね」などと以前ダブを取ったアーティスト達の話をすると
「アイツはキングストンのゲットー育ちだからだよ」と言われ、
「今まで、そんなこと考えたことなかったな」と思い、よく考えてみると
(キングストン育ちは幼い頃からハードな生活を強いられるので、田舎でノンビリすくすく育った人間に比べ金や物への執着が強く、性格もひと癖あるやつが多いのは仕方が無い)
確かに例外も有りますが、「結構当てはまってるな」と妙に納得させられました。
これからダブなど作る時は「キングストン生まれ(育ち)のアーティストは手強い奴が多い」ということを覚えておいても損はしないと思いますよ。