キングストンも落ち着きを取り戻しつつあり(本当の意味で落ち着いてはいないだろうが)街にも活気が戻ってきた、何日も買物が出来なかった人々も沢山いたので本当に良かった。
実はこの事件がなければ日曜日にウォーターハウス、月曜日にはジャングルにレコ−ドを見せてもらいに行く事になっていたのだけど、どちらも危険なエリアなのでそれ所では無くなってしまってガッカリだったのだ。
基本的に全く落ち着きが無い自分は外に出られずにウンザリしていたので「まだ危ないかな」と思いつつ我慢出来ずに火曜日に電話してみると明日には大丈夫だろうとの返事、期待と不安の中約束の場所に向かう、行く途中に出合う人たちにも笑顔がみれて、取りあえずホッとしているようで一安心。
約束の場所で無事にレコ−ドマンと合流したが、彼が「レコ−ドは自宅にあるから一緒に行こう」というので付いていく事に(ちなみにこのレコードマンとは初対面だが共通の信用できる友人もいる上に電話でも何度も話していたので付いていったが、この場合相手がかなり信用出来ないと危険です。痛い経験あり)
ミニバスに乗ってどこだか解らない所(危なそう)をグングン入っていく。結局終点まで来てそこからしばらく歩くらしい、かなり政治の匂いもして壁にはこのエリアの支持する政党の名がペンキでそこら中にかいてある。
先日のことを考えると「ちょっと止めた方が良かったかな」と少し思いつつ歩いていくとやっと到着。よかった!! 今回はダンスホ−ルが沢山だと聞いていので期待してレコードチェック!!
ウォターハウスといえばキングジャッミーのスタジオもありEary-B (the Doctor) や Super Cat もここの出身で当時のサウンドIMPERIAL
など音楽が盛んな場所でもあります。日本人でも横浜のDJ Papa U-Gee がここに住んでジャマイカで活躍していました(Tuff)。
レコードを選んでいると、この家の娘が話しかけてきたので世間話をしていると(インディアン混じりのブラウニーでなかなか可愛い!!年令17歳!!)ひとつ勉強になったことが!!最近ではアップタウン系のダンス、いわゆるサウンドじゃなくタイトルで客が入る様なイベント=(キングストンの主流)の事をセッションって言うんですね。
ダンスって言うといちいち訂正するので「(ダンスじゃなく)セッションに行く」というのがステイタスなんだな−って思いました。音楽の好みもR&BでSourceなんか生意気に読んでいて今どきの娘って感じで楽しかったな。
レコ−ドの方も期待どうりの内容でサウンドをやっていた割にはコンディションもバッチリでした。 やっぱちょっと迷ったけどきてよかったな。また近いうちに行こう(娘に会いに)