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vol.15  言葉の壁  7/27 '01

 こうやって自分が書いた物が人に読まれるというのは本当に難しいですね、まず自分なんかは知り合いや友人の顔が浮かんでしまってカッコもつけられないしあんまり下らない事も書けないし、
 まあ、そんな立派な事を書こうとも(書けるとも)思ってないんですが、文章ってホントに書いた人間が出てしまうので(特に教養や知識)以前に書いた物は恥ずかしくてほとんど読み返さないです、それがいけないんでしょうが、たまにサイトの確認をするときに全てのページを見ていくのですが、そのとき誤字脱字を結構みつけてしまうんです。この瞬間がホントにカッコ悪い、というか赤っ恥もいい所、しかもそれをコッソリ直してアップロードしてるときとか最悪です。(実は目立たない所はそのまま見なかった事にしてます)このサイトを始めて2ヶ月たちますがまだまだ先は長そうですね。
 
 ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、自分はジャマイカに来た時には英語(パトワ)に対するコンプレックスという物が凄くあって「英語を話せない=恥ずかしい」と思っていたんですね、恥ずかしいと思うと余計に話せなくなってしまうという状態です、これが最初の壁です。
 
 英語というのは腹式呼吸なのでジャマイカ人は声がでかいです、そこで負けている上に自信のない受け答えは余計に声を小さくさせます、これはマズイと思い自分はここで開き直りました「英語=所詮コミニュケーションを取る為の道具」と自分で進んで会話に参加するようにしたり、街に出て時間や道をわざと聞いたりしました、しかも大切なのは理解できるまで聞くということです。(小学生になった気持ちで何でも聞き返す勇気をつける、)
 
 曖昧な返事や愛想笑いは相手に付け入るスキを与えるだけです。話す時は相手の目を見て解ったのか解ってないのか相手に伝わるようにハッキリ答えるというのが理想です。(たまに日本人と話してるみたいに「ウーン」とか「アー」といってしまうのですがイヤガラレマス)
 それから同じ人間と繰り返し会話するのもいいかも、どうしてかというと同じ人間と話していると相手も次第に自分に慣れてくるので理解できるように、ゆっくり話してくれたり、解りやすい単語を使ってくれたりするので耳も慣れてきて会話自体を楽しめるようになります。
 
 日本語というのは曖昧な表現が多いし、それが文化でもありますよね、しかしジャマイカ(アメリカもだと思うけど)ではその文化はマイナスになってしまいます。
 「まず自分」「いつでも自分」「結局自分」この位の自己中心でなければいけません。これは難しいですよ、自分の場合は日本にいる時からトレーニングしてました。(今やジャマイカ人以上?)
 ここまでくると今度は日本での生活に支障をきたしてきます、将来普通の家庭をもてるのでしょうか?とても不安です、一生ジャマイカでもノープロブレムですけどね。
 
 今回は最初の壁を破るのは気持ち次第ということです。しかしこの後も壁の連続で未だに全然ダメなんですけどそれはまた今度。


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